歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた

歯周病は、歯を支えている周りの組織が歯周病菌によって破壊されていく感染症です。治療をせずに放っておくと歯が揺れて噛めなくなり、最後には抜けてしまうこともあるこわい病気です。30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約7割(10人に7人)が歯周病と言われています。

 

歯茎と歯の間にはポケットというわずかなすき間があります。歯みがきを怠ると、このポケットに多くの細菌が繁殖してプラークがたまります。たまったプラークが歯石をつくり、すき間を押し広げていきます。これを積み重ねることで歯肉が炎症を起こします。歯肉の炎症を放置しておくと症状はますます悪化していきます。

 

次のような症状があったら、歯周病の可能性があります。
セルフチェックをしてみましょう。

朝起きたときに、口の中がネバネバする。

歯みがきのときに出血する。

硬いものが噛みにくい。

口臭が気になる。

歯肉がときどき腫れる。

歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた。

歯がグラグラする。

 

また、次のような方には、歯周病が起こりやすいことが知られています。

45歳以上の方

喫煙者

妊娠中

糖尿病にかかっている方

歯みがきの悪い方

これらにあてはまる方は、歯周病のリスクが高いといわれています。

ハンドピース

歯周病は感染症ですから、歯周病菌をやっつける必要がありますが、お口の中なので、それほど強い薬を使う事も出来ません。基本的には歯周病菌は歯の周囲の汚れの中にいますので、それを機械的に取り除く必要があります。じゃあ歯ブラシでゴシゴシすれば汚れを落とせるかというと、ある程度汚れがたまった状態だと、固くて汚れを落とせません。治療の流れをみてみましょう。

オートクレーブ滅菌

【1】まず現在の状態を把握する為に、レントゲンや歯周病の検査を行います。

【2】検査結果を説明しながら、現在の状態と治療のゴールを共有します。

【3】歯ブラシでは落とせない汚れをこちらできれいに落としていきます。

【4】磨き方や、歯ブラシの種類、歯磨き粉等々毎日の手入れの仕方を説明します。
(一ヶ月のうち、ほとんどが自分で磨くわけですから、医院に頼りっきりでもいけません)

【5】時には麻酔をしてでも奥の汚れを落とす必要があります。

【6】ある程度汚れがなくなって、症状が落ち着いたら、以降は継続的に来院をしていただいて、自分では落としきれなかったたまった汚れをこちらで落とします。

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