歯周病は、お口の中だけでなく、歯周病原性細菌が血管から全身に広がり悪影響を及ぼします

歯周病とは、お口の中の歯周病菌が歯と歯ぐきの間の歯周ポケットに入りこんで、歯ぐきに炎症を起こし、長時間そこに停滞することにより、ゆっくりと歯の周りの骨が下がってしまうことを言います。歯の周りの骨がなくなると、支えているものがなくなるので、歯はグラグラと動揺してきます。

ハンドピース

全身疾患と歯周病について

歯周病は、お口の中だけでなく、歯周病原性細菌が血管から全身に広がり悪影響を及ぼします。そのため、歯周病を予防することが全身疾患の予防につながると言えます。歯周病かな?と思われる方は、痛みがなくても早めに診察を受けられることをお薦めします。

歯周病が原因または大きく関係していると言われている病気についてご紹介します。

 

呼吸器系の病気…誤嚥性肺炎

唾液やプラーク、食物などの肺へ誤って入ってしまうことを「誤嚥性肺炎」といいます。特に要介護高齢者の肺炎発症率は、お口の中のケア(口腔衛生管理)を施している方が少なくなる、歯周ポケットが4mm以上ある歯が10歯以上ある方は肺炎による死亡の危険性が、そうでない人と比較して3.9倍も高いと言われています。

 

ホルモンの病気…糖尿病

糖尿病の方は、免疫力を低下させるため、歯周病菌に対する抵抗力が落ちてしまい、歯周病が治りにくい場合があります。また歯周病菌がインスリン(血糖値をコントロールするホルモン)の働きを弱め、結果血糖値が上がってしまい糖尿病の悪化に繋がり、相互に悪影響がでます。

マイクロスコープ 歯科

歯周基本治療

精密検査の結果をもとに、可能な限りプラークを口腔内から取り除きます。この処置の基本は、ご自身での清掃になります。歯ブラシや歯間ブラシ、フロスの使い方をご説明させていただきます。セルフケアでは対処しきれない歯ぐきの中の歯の根に付着したプラークを、トレーニングを受けた歯科衛生士が除去、歯周病の治癒を促します。

 

メインテナンス

歯周病は完治することはありません。しかし、部分的な再生療法や、適切なプラグラムのもとで現状を維持していくことは可能です。ブラッシングが上手い人でも2~3割の磨き残しがあると言われてます。定期的に専門医によるメインテナンスをおうけいただくことで、より安定した状態を維持することができます。

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