正常な歯周ポケットは深さ1~2mmですが、歯周炎が進行すると約3~4mmになります

歯周病検査によって歯周病と診断された場合、日常生活に支障が出ないよう応急処置を施した上で今後の治療計画を立案します。患者さんの了承が得られ次第、進行度合いに合わせた治療を行っていきます。歯周病を管理する上で最も重要なことは、ご自身で行う日々の歯磨きです。適切な歯磨きをして、お口の中の歯周病菌の量を減らしていくこと(プラークコントロール)が、治療効果を左右する最大の要因となります。

口腔内カメラ

そのため歯科医院では、セルフケアとしての適切な歯磨きができるように患者さんにブラッシング指導を行うとともに、歯磨きでは除去することができない歯石などの沈着物の除去を行います。歯周病の初期治療が終了し安定した状態が得られている時期を安定期といいますが、このような時期に1~2カ月に1度の歯周安定期治療を継続することをお勧めしています。

 

軽度歯周炎

正常な歯周ポケットは深さ1~2mmですが、歯周炎が進行すると約3~4mmになります。歯周ポケット内に歯垢や歯石が付着して炎症が広がり、歯ぐきが通常よりも赤くなったり、腫れてきたりします。

【治療】

ブラッシング指導によるプラークコントロール

スケーリングによる歯石の除去、歯周ポケット内のルートプレーニング

専用器械を用いた歯面の清掃

オートクレープ

中等度歯肉炎

歯周ポケットが4~6mmに進行。歯を支える歯槽骨の吸収も進行し、歯ぐきの腫れや出血などの自覚症状が増加します。歯ぐきの痛みや歯がしみる症状が現れることもあります。

【治療】

ブラッシング指導によるプラークコントロール

スケーリングによる歯石の除去、歯周ポケット内のルートプレーニング

専用器械を用いた歯面の清掃

上記を行っても改善の乏しい部位については、歯周外科手術も適応

 

重度歯肉炎

歯ぐきの腫れや出血、口臭が日常的に見られ、歯の揺れや排膿も生じます。歯ぐきの痛みが生じることも少なくありません。

【治療】

ブラッシング指導によるプラークコントロール

スケーリングによる歯石の除去、歯周ポケット内のルートプレーニング

状態に合わせた歯周外科手術

歯の動揺が著しいときや進行が抑制できないときは抜歯となるケースも

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